Products Bootcamp for CTA exam

By | October 7, 2023

Data Models

Sales

Service

Field Service(for Exam)

Field Service(for Understanding)

Files

Understanding Key Objects

ObjectDescription
AccountContactRelationshipいわゆる複数取引先を有効化すると利用できるようになる。
共有セットにContact.RelatedAccountの設定が増えるのが便利。
契約ソアスクの販売に近い(つまり、契約に紐づく明細はなく、子Objの注文が明細を持つ)
注文ソアスクの受注に近い
サービス契約サポート契約の基本情報(期間や対象製品)を定義
例:ゴールドプラン(2023/09/01〜2024/08/31)
エンタイトルメントサービス契約によって顧客が獲得する権利(SLA)を定義
例:Webサポート(2023/09/01〜2024/08/31)
作業指示作業を定義
作業指示品目作業指示の子タスクを定義
サービス予定作業に必要な訪問を定義

Understanding Key Features

Classic Encryption

テキスト(暗号)項目を用いた、カスタムテキスト項目の暗号化。データマスクにより「暗号化されたデータの参照」権限を持つユーザ以外には元の値が見えないように。

Classic Encryption↓

Platform Encryption

Salesforce Shiledの一機能。カスタムテキスト項目しか暗号化できないClassic Encryptionとは異なり、標準項目やファイル・Chatterなども暗号化できる。暗号化してもユーザに対してデータマスクがなされる訳ではなく、あくまで内部的に暗号化される。

従って、Classic Encryptionが社内ユーザから情報を奪われないようにすることが目的なのに対して、Platform Encryptionは社外ユーザから情報を奪われないようにすることが目的という違いがある。

承認プロセス(Platform)

  1. 開始条件
  2. 申請時アクション
  3. 承認ステップ
  4. 最終承認時アクション/取消時アクション/最終却下時アクション

共有(Platform)

FeatureDescription
所有者ベースの共有ルール特定のロール (+下位ロール) が所有するレコードを指定したロール (+下位ロール)に共有
条件ベースの共有ルール特定の条件を満たすレコードを指定したロール (+下位ロール) に共有
取引先チーム指定したユーザに取引先(+取責・商談・ケース)へのアクセス権を付与 ※ユーザがデフォルトの取引先チームを事前定義しておくことで、特定のユーザが所有者となった場合にチームメンバーに対して自動で権限不要することが可能
商談チーム指定したユーザに商談へのアクセス権を付与 ※ユーザがデフォルトの商談チームを事前定義しておくことで、特定のユーザが所有者となった場合にチームメンバーに対して自動で権限不要することが可能
ケースチーム指定したユーザ or ケースチームにケースへのアクセス権を付与 ※組織でケースチームを事前定義しておくことで、割り当てルールによりケースにケースチームを自動で割り当てることが可能
Parent Implicit Sharing取引先の子レコード(取引先責任者・商談・ケース・注文)にアクセス権を持つユーザは、その親の取引先への参照権を持つ。

Delegated External Admin(Platform)

日本語だと「外部ユーザーへのサイト管理の委任」。

「代理の外部ユーザー管理者」権限を持ったCC+以上の外部ユーザに対して、他の外部ユーザの作成・編集・有効化・無効化・パスワードリセットを任せることができる。

自社の他ユーザの管理が基本だが、Account Switcherで別の取引先のユーザの管理を任せることもできる。

コラボレーション売上予測(Sales Cloud)

有効化すると、ユーザ単位でパイプラインに基づく売上or収益の集計を閲覧ができるようになる。

(予算設定機能やMgrにより予想調整機能も気休め程度に付いてるものの)ぶっちゃけ商談レポートで期待収益(Expected Revenue)を積み上げる方法で問題なし

https://successjp.salesforce.com/article/NAI-000150#TeWACAjjdTg

エンタープライズテリトリー管理(Sales Cloud)

郵便番号単位でAEを割り当てるSFJと同様に、取引先を属性に基づいて特定のテリトリーに自動で割り当てることで、当該のテリトリーを担当する営業に取引先(とそれに紐づく商談・ケース)へのアクセス権を付与することができることができる機能。

ナレッジにおけるカテゴリグループとデータカテゴリがごとく、テリトリーモデルの中でテリトリーの階層を事前定義した上で、各テリトリーの単位で割り当てるユーザと取引先をそれぞれ指定する。

https://fact-marketing.jp/salesforce/salesforce-territory/

エンタイトルメント(Service Cloud)

  1. サービス契約:契約を定義
     例:ゴールドプラン(2023/09/01〜2024/08/31)
  2. エンタイトルメント:SLA(=契約によって顧客が得た権利)を定義。
     例:Webサポート(2023/09/01〜2024/08/31)
  3. エンタイトルメントプロセス:エンタイトルメントに基づくサポートのフローを定義
     例:標準サポート
      対象オブジェクト:ケース or 作業指示
      プロセス開始条件:ケース作成
      プロセス終了条件:ケース状況 == ‘Closed’
  4. マイルストン:エンタイトルメントプロセスの具体的なステップを定義
     例:初回回答
      順番:1
      条件:ケースの優先度 == ‘Medium’
      タイムトリガ:240分
  5. マイルストンアクション:マイルストンの成功時・失敗時のアクションを定義
     成功アクション:項目自動更新orメールアラートorToDo作成orアウトバウンドメッセージ
     警告アクション:項目自動更新orメールアラートorToDo作成orアウトバウンドメッセージ

オムニチャネルルーティング(Service Cloud)

割り当てルールでキューに当たった後に①プレゼンス状況②Capacity③スキルの三つの変数を軸として自動でユーザにルーティングしてくれる機能

ルーティングには以下の三種類がある。

  • キューベースのルーティング
    • 対応中件数が最小:業務量が少ない人に転送(例:1/5 > 2/10)
    • 対応余力が最大:業務量の余力が多い人に転送(例:2/10 > 1/5)
  • スキルベースのルーティング
  • オムニチャネルフロー(※ATFなどと組み合わせる)

対応オブジェクトは以下。

  • ケース
  • 請求
  • リード
  • 商談
  • 注文
  • 作業指示
  • 主オブジェクトがないカスタムオブジェクト
https://qiita.com/shunkosa/items/769f2f3af835381fb8ac

基本業務フロー(Field Service)

#ActorOperationObject
1サポート問い合わせの受付ケース
2サポート作業指示の作成(Where, What)作業指示(inc. サービステリトリー & 作業種別への参照)
 →「スキル要件」自動作成
3ディスパッチャーサービス予定の作成(When)
リソースの割り当て(Who)
サービス予定
割り当て済みリソース
4技術者訪問作業サービス予定
5技術者作業報告サービスレポート(inc. 署名)

スケジュールポリシー(Field Service)

Schedule PolicyDescription
顧客優先顧客が希望するリソースの割り当て > スケジュールの早さ > 移動時間
強度高リソース生産性 > 顧客希望(※嵐の発生など、作業量が多い場合に適用)
柔軟な境界異なるテリトリー間でリソースを共有できるように
緊急性「Emergency (緊急)」 Chatter アクションと併用して、緊急サービス予定にリソースを派遣

Appointment Assistant(Field Service)

Field Serviceアプリからの(サービス予定の)状況更新をトリガに、顧客に対して現在地と到着予定までの時間を(ゲストユーザ向けコミュニティページのURLを記載したメール配信を経由して)配信することができる。

→移動開始時と接近時にMobileから手動通知が可能