Chatter External/Chatter Free/Chatter Onlyライセンスの違い

By | February 10, 2023

前書き

詳細については、「Chatterユーザライセンス」の記事を参照

ヘルプをパラフレーズしただけでは記事化する意味がない訳だが、本記事ではヘルプでの記載がなく、なおかつ実務上クリティカルな重要性を持つ内容に関して、太字での記載を行っている。

調査メモ

  • Chatter External
    • 想定ユーザ:社外のユーザ
    • ユースケース:社外のユーザを特定のChatter Groupに招待する
    • 特徴:自身がメンバーとなっているChatter Groupのみアクセス可能(自身がメンバーでないGroupは公開設定がPublicでも閲覧できない)。Chatter以外の機能は利用できない。
    • デフォルトのライセンス数:500
    • ユーザの招待方法:通常のユーザ作成+Chatter Group画面上部でInvite
  • Chatter Free
    • 想定ユーザ:Salesforceのライセンスを消費したくないがChatterだけ使わせたい社内ユーザ
    • ユースケース:社員にChatter
    • 特徴:自身がメンバーとなっているChatter Groupのほか、公開権限がPublicのGroupにもアクセス可能。公開権限がUnlistedのGroupについては、グループ名のみ参照可。
    • デフォルトのライセンス数:5000
    • ユーザの招待方法:通常のユーザ作成
  • Chatter Only(aka Chatter Plus)
    • 想定ユーザ:Salesforceを軽く利用するユーザ(※現在は新規契約不可)
    • ユースケース:同上
    • 特徴:しょぼいPlatformユーザ。以下の機能を利用可能。
      • 取引先と取引先責任者の参照
      • Salesforce CRM Content・アイデア・アンサーの利用
      • レポート・ダッシュボード
      • 承認プロセス
      • カレンダー(+その上での活動の参照・作成)
      • カスタムオブジェクト(最大10個)
    • デフォルトのライセンス数:購入ライセンス数に依存
    • ユーザの招待方法:通常のユーザ作成