Category Archives: Pardot

Pardotフォームハンドラーのスパム対策

前書き Web-to-LeadフォームやPardotフォームにはreCAPTCHA機能がOOTBであるが、フォームハンドラーには存在しない。 そのため、Bot対策(スパム対策)を行っていないフォームを公開すると、エンドポイントを狙って大量にスパムが送信されるリスクがある(※筆者実体験) 取り得る対策 メール項目の設定で、有効なメールアドレスの条件をタイトにする ハニーポット項目を追加する… Read More »

SFでマーケからインサイドセールスへのパスをどう構築するか(※雑記)

前書き タイトル通り、Webフォームなどから流入してきたリード(orプロスペクト)をISにどのようにパスするのかという話 素朴なやり方 おそらく一番素朴な方法は、「一旦全てリードに流して、ISが入ってきたリードを(既存顧客でないかなど)チェックして、架電する」という流れ。 ISが全リードをチェックできる規模感であればこの方法で問題ないが、「スコアリングやグレーディングに基づいてMQLだけをパスしたい」・「既存顧客やNG顧客でないかのチェック工数が大きい」という場合は、MQLだけがパスされるかたちにする必要がある。 どのようにしてMQLをパスするか?… Read More »

Web-to-Leadフォームとフォームハンドラーの統合について

前書き 既存のWeb-to-Leadフォームを(フォームを作り直すことなく)Pardotと連携したい場合、「Web-to-Leadフォームとフォームハンドラーの統合」を行う。 「Web-to-Leadフォームとフォームハンドラーの統合」は端的に言うと、「Web-to-Leadの送信先エンドポイントをフォームハンドラーに書き換えた上で、フォームハンドラー経由でPardotとWeb-to-Leadの双方にデータを送信する設定」のことである。 ■通常のWeb-to-リード ■Web-to-リードフォームとフォームハンドラーの統合 設定方法… Read More »

Pardotにおけるプロスペクトとリードor取引先責任者の同期の仕組み

前書き:人物情報の一意性 ・Pardotにおいてプロスペクトの一意性は「メールアドレス」によって担保される(※「1 つのメールアドレスに対して複数のプロスペクトを有効化(いわゆるAMPSEA)」がOFFという前提) ・Salesforceにおいてリードor取引先責任者の一意性は「レコードID」によって担保される →従って、プロスペクトとリードor取引先責任者の関係は1:nとなり得る 「同期ロジック」の問題… Read More »

SalesforceおよびPardotにおけるメール送信の承認プロセスについて

前書き いわゆるEメールガバナンス(Email Governance)の観点から、メール送信に承認プロセスを組み込みたい(つまり、メール送信アクションを実行するとマネージャに確認が飛び、そのマネージャの承認によって初めてメールが送信されるようにしたい)という要件が出ることがあるかと思います。 しかしながら、Marketing Cloudと違いSalesforceやPardotでは「メール送信の承認プロセス」は標準機能として提供されていません。 それではどのようにして「メール送信の承認プロセス」の要件に対応すればよいのか、についてこの記事では考えてみたいと思います。… Read More »

「顧客インサイト」の仕様【Experience Cloud】

前書き 少し前(少なくともWinter`21)までは「Community 360」という名称だった「顧客インサイト」の仕様について簡単にまとめてみたいと思います。 そもそも「顧客インサイト」とは何か? 有効化すると、コミュニティユーザ(≒取引先責任者)単位でExperienceサイト上でのレコードのView・投稿・Voteを追跡できるようになります。 また「顧客インサイト」コンポーネントを利用し、取引先責任者やケースのレコード上にそれらの情報を表示することが可能です。… Read More »

Pardotカスタムオブジェクトのユースケース

前書き とにかく情報の少ないPardotカスタムオブジェクトの概要と使い方(ユースケース)を自分なりにまとめてみましたノ そもそもPardotカスタムオブジェクトとは何か? Pardotカスタムオブジェクトを利用すると、リード・取引先責任者・取引先の子オブジェクトの情報をPardot側へ同期することが可能です。 これにより、「特定商品を購入した顧客にメールを自動送信する」・「契約終了まで30日以内の顧客に契約更新の案内メールを自動送信する」など、Salesforce側のオブジェクトの情報に基づいたアクションをPardot側で設定可能となります。 注意事項… Read More »