概要
顧客との面談の日時をGoogleカレンダーに自動同期させるというユースケースに沿って解説していきたいと思います。
方法1:Salesforce行動↔Googleカレンダー予定
最も標準的な解決法。
廃止済:LightnignSync
利用要件:
①GoogleがGsuiteアカウントであること
②SFとGoogleのメールアドレスが同一であること
③SFと同期可能なサービスは一つまで
新規:Einstein活動キャプチャ
利用要件:
・無料のGoogleアカウントでも同期可能
注意点:LightningSyncを停止する必要あり
注意点:全ての行動が同期される
方法2:SF→Gmail→Googleカレンダ予定
「フライト、コンサート、レストランの予約」以外のメール内容を自動でカレンダー予定に追加することはできないため、一手間加える必要があります。
【方法2-1:手動追加】
Salesにメール自動送信の後、手動で「予定を作成」をクリック
【方法2-2:GAS(Google Apps Script)】
①Gmailに転記したいメールを格納するラベル(フォルダに相当)を作成
②自動送信メールが「自動振り分けルール」で当該フォルダに格納されるよう設置
③処理済かどうか判定できるよう、①で作成したラベルの下に更に新規で「未処理」と「転記済み」のラベルを作成してネストさせる
④GASでトリガを1分おきなどに設定し、①で作成したラベルの「未処理」メールを取得してカレンダーに転記
参考:https://qiita.com/chkk525@github/items/d7e739361fd7f78cb7cf
※GAS実装の大まかな方針についてはTekuru代表の武田さんにご教授いただきました!
方法3:iPaaSの利用
【方法3-1:SF→iPaaS→Googleカレンダー】
略(ZapierやIFTTTを利用)
【方法3-2:SF→任意のアプリ→iPaaS→Googleカレンダー】
略(ZapierやIFTTTを利用)
コメント
色々書きましたが、特別な理由がない限り「Einstein活動キャプチャ」がファーストチョイスかと思います。