概要
(Closedの)Community CloudにEinstein Botを埋め込んだ場合、適切な設定を行わないと、EinsteinBotにユーザ情報を引き渡すために「既にログインしているユーザが自身の情報を再度入力する」という冗長な操作が必要となってしまいます。
本記事ではEinsteinBotに対して自動でCommunityログインユーザの情報を引き渡す方法について見ていきたいと思います。
※SDOではメールアドレスを入力させ、どのメールアドレスから取引先責任者(≒コミュニティユーザ)を特定するという手法が用いられています。
方法1(Pre-ChatをLWCで上書き)
- https://blog.enree.co/2018/11/salesforce-dealing-with-the-running-user-on-einstein-bot-dialogs.html
- https://salesforce.stackexchange.com/questions/235781/einstein-bot-get-current-community-user-for-live-agent-pre-chat
方法2(Apexにコンテスト変数内のユーザ情報をパスする)
※未検証
Apexで外部からのInputを受け付ける変数を用意したうえで、コンテキストのEnd User IDまたはContact Idを引き渡します。
未検証ですが、これで問題ないのではないかと思います。