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前書き
ここ二ヶ月ほどブログ記事の更新をサボりながら、ずっとオンライン英会話をやっていました。
ちょうど初心者向け会話クラスのカリキュラムを一通り終えたので、この辺りで自分の学習歴を振り返つつ、利用している英会話サービス(=Brighture)の紹介をしてみたいと思います。
学習開始時点での自分の英語力
小説以外は大体読めるし、(DeepLのおかげで)ビジネスメールも問題なく書けるが、スピーキングは全然だめ。
これまで何度か仕事上でネイティブと直接Meetingする機会があったが、全て悲惨な結果に。
10年前に英検準1級取得。TOEIC800点台くらいの実力。
なぜBrightureを選んだか?
英会話学習開始にあたり「講師の英語力・発音が共にネイティブレベルである」・「発音や表現に対して細かいフィードバックを与えてもらえる」の二点を重視して、様々な英会話サービスを体験&比較検討しました。
その結果、Cambly・DMMのネイティブプラン・Brightureの3つが最終候補として残りました。
その後二週間ほどDMMとBrightureを並行受講したところでListeningとSpeakingの基礎がPronounciationにあることに気づき、一時的にDMMを休会して、体系的な発音指導のプログラムのあるBrightureのレッスンを優先的に受講することにしました。
※フィリピン系英会話のなかでは他にBizmatesやQQEnglishも講師の質が高いと感じたのですが、それでもやはりネイティブの英語力には劣ってしまう印象でした。
そもそもBrightureとは?
いわゆるフィリピン系英会話でありながら、講師が全員ネイティブレベルの英語力を有していて、なおかつ発音や表現に大量のフィードバックを与えてくれるガチ系英会話スクールです。
百聞は一見に如かず。ぜひ一度講師の方の英語を聞いてみてください↓
既にこの記事の中で何度か「発音(Pronounciation)」について言及していますが、Brightureの大きな特徴は体系的な発音指導のカリキュラム(PPとSF)があることです。
『マイ・フェア・レディ』というオードリー・ヘップバーンが主演する「花売りの少女が発音矯正により上流階級の英語を獲得する」というあらすじの映画がありますが、まさにあの映画のごとく徹底的にアメリカ西海岸の発音を叩き込まれます。
また、私はまだ受講したことがないのですが、Writingの添削にも定評があるようです。
(参考:映画の中の発音矯正のシーン↓)
二ヶ月で70レッスン受講した効果
11/25~1/23の間に73レッスン受講しました。
【内訳】PP:30 SF:10 ES:23 DC:9 LS:1
この二ヶ月で最も目覚ましい効果がまず↓です。
「英語字幕なしでも英語字幕ありに近いレベルで映画やドラマの内容を認識できるようになった。」
これは一般的には、一定期間英語圏に暮らして初めて習得できる能力なのではないかと思うのですが、「区別して発音できる音は区別して認識できる」と音声学で言われる通り、Brightureで英語の音のパターンを一通り発声できるようになったおかげで、以前と比較して飛躍的にリスニング能力が向上しました。
その他にも以下のような効果がありました。
「初対面のネイティブの英会話講師に必ず発音を褒められるようになった」
→以前はhat, hot, hutの音がそれぞれ異なることすら分かっていませんでしたが、今ではきちんと区別して発音できるようになりました。「bとv」・「lとr」などの子音についても同様です。
「産出語彙(active vocabulary)が増えて、ストックしているフレーズの使い回しによりスムーズに会話できる場面が増えてきた」
→正直スピーキングはまだまだ流暢に程遠いのですが、それでも少しずつ自分の利用できる語彙&フレーズが増えていることを日々実感しています。
Brighture公式HPリンク
自分の思うBrightureの良い点・悪い点
土日のレッスンの予約が直前に取りづらくなること以外、今のところ特にネガティブな点は思い当りません。
英語面以外だと特に講師の方々の人柄が優れている点が特徴的で、正直、全員うちの会社に入社していただきたいなと思うレベルです。
良い点
- 講師の英語力・指導力が例外なく高い。
- 講師の人間性が優れている(「ん?」となったことが一度もない)
悪い点
- 土日のレッスンの枠が埋まりがち
Brightureに関心を持たれた方へ
ぜひ下のURLから一度体験レッスンを申し込んでみてください。
発音指導のクラスである「発音&フォニックス」とスピーキングのクラスである「Daily Conversation」の2つを体験することが可能です。
おまけ:独断と偏見に基づく先生紹介
こちらのノートに倣って、自分が受講したことのある先生方の一言紹介をしてみたいと思います。
まだまだ受講したことのない先生だったり、特定のクラスしか受講したことのない先生が多いので、参考程度に眺めていただければと思います。
Marnie:先日スピーキングのクラスを初受講。 「優しい+長く喋らせてくれる+フィードバック細かい」の三拍子揃っていて、今後も積極的に受講したい。
Alma:「二回連続で正しく発音できるまで次に進まない」スタイルが特徴の先生。意外と二回目でまた失敗することあるので、よいやり方だな~と思う。
Dainz:「優しい+長く喋らせてくれる+フィードバック細かい」の三拍子揃っていて、自分はよくスピーキングのクラスを受講する。
Yra:他の先生と比べて、先生の後に生徒が発音する「Repeat After Me」型で進むことが多い印象。「音を聞いて真似る」というスタイルで学習できる唯一(?)の先生で、自分はよくSFのクラスを受講する。発音方法を説明する際の、舌の位置や息の通し方の指摘が具体的で、学習初期にとても助けられた記憶がある。
Jo:猫を飼っていて温和な印象。発音クラスもスピーキングクラスもどちらもとてもよい。
Rex:社会人をやりながら英語教授法の修士課程も現在進行形で履修している先生で、授業の密度が高い。「これはクリスマスキャロルの歌詞に出てくる言い回しだから、ネイティブなら必ず知っているよ」みたいな説明がさらっと出てきて、文化的なことも含めて勉強になる。もっと受講したいが、人気すぎてあまり予約が取れない。
Amy:初回体験授業を担当してもらって以来、一番受講回数の多い先生。「エネルギギッシュ+テンポが早い」のが特徴。(目安の時間を過ぎて)だらだら喋ってるとスパッと切られることがたまにあるが、その代わり必ず任意のlessonの学習範囲の最後まで進む。テンポは早くとも、クオリティはBrightureなのが流石である。
Conel:「優しい+長く喋らせてくれる+フィードバック細かい」の三拍子揃っていて、自分はよくスピーキングのクラスを受講する。
Judy:「優しい+長く喋らせてくれる+フィードバック細かい」の三拍子揃っていて、自分はよくスピーキングのクラスを受講する。
Francy:自分がPPを一番受講している先生。「この会話の中のæを全て正しく指摘できるまで絶対に次に進みません」みたいな進め方で鬼畜度が高い。例えば他の先生なら「それはshort aじゃなくてshort oだよ」とすぐ答えを教えてくれるような場面で、「short aだと思うなら実際にそれで発音してごらんなさい、ほら、違うの分かったでしょ?ではこの発音は何だと思う?」といった返しが来る。この教授法が自分には効果大だった。
RV:レビュー回数的に過小評価されている気がする先生。(少なくとも)スピーキングのクラスがめちゃ良くて、色々な表現を大量に教えてくれる。
Jenny:人生の中でNo.1かもしれないスピーキングの先生。単に正しい言い回しを教えてくれるだけでなく、「より相手に感情の伝わる相槌の打ち方」・「自然な話題展開のやり方」・「フィラーのなくし方」などなど、文字で表現できないスキル(=伝統的な統語論・意味論・語用論の分類における、語用論に相当する部分)まで教授してくれるすごい先生。あと他の先生と比べると、Phrasal Verbsの利用頻度が高い印象がある。これもまた聞いていて勉強になる。