画面フローにおける改行の実装

By | December 17, 2022

前提

作成した画面フローがLightning Runtimeで実行されること。

実装方法

  • 数式:BR()
  • テキスト変数:<br/>
  • テキスト変数:EmptyString(※画面フローではなく、メールの場合)

Pattern1 – 数式:BR()

数式の場合、BR()関数を用いるとline breakできる。

Pattern2 – テキスト変数:<br/>

テキスト変数の場合、<br>タグを用いるとline breakできる。

ループの中(のAssignment Element内)で<br/>をaddする実装が人口に膾炙しているが、以下の図2のように<br>をベタ書きしても動作する。

なので、ApexのInvocable Methodメソッドの戻り値にline breakを事前に仕込んでおきたい場合は(<br/>ではなく)<br>を仕込んでおけばよい。

■図1

■図2

Pattern3 – テキスト変数:EmptyString(※画面フローではなく、メールの場合)

こちらのブログ記事(「Manipulating text in flows」)によると、テキストがplain textとしてそのまま解釈されるメールの実装などにおいては<br>タグが機能しない。

代わりに、Empty Stringを連続させることで改行が実装できるとのこと。

補足:「テキスト変数 in 数式」は正しく動作するか?

<br>タグを含んだテキスト変数を数式内で用いた場合も、<br>タグによる改行は機能する。