Tableau Desktopとは
BIツール。データソースに接続し、データをダッシュボード上のグラフで可視化する。
作業の流れ
- ソースファイル・ソースシステムへの接続
- ファイル
- DB
- データソースの設定(SQL文作成)
- Live:処理実行時に、接続先ソースシステムに都度SQL発行
- Extract:結果テーブルを圧縮ファイルとして保存し、以降の処理実行ではそのファイルに対してSQL発行
- シートでのグラフ作成
- ダッシュボード作成
- ストーリー作成
共有について
- データソースの共有
- Tableau Server / Tableau Cloud:データソース(ビューテーブルor結果テーブル)をアップロードすることで、データマート的な利用が可能になる。
- ダッシュボード / ストーリーの共有
- Tableau Public:社外共有に利用
- Tableau Server / Tableau Cloud:社内共有に利用
可視化の目的の分類(ダッシュボードの種類)
- 事象の把握
- データの理解
- 関係性(パターン・トレンド・相関関係)の理解
- 施作決定の材料(説明変数の発見)
- 課題(目的変数)の要因(説明変数)把握による解決策の考案
- 他者への説明材料
- 図の作成により説得の容易化
- データの探索
- 不整合・外れ値の把握によるクレンジング
- 不正データの把握による処理の方針決定
- モニタリング
- パフォーマンス監視・状態監視
- 異常検知
データ分析の戦略
- 仮説検証型の分析:目的→仮説→分析→施作
→説明変数が明らかな場合、分析は検証の位置付けとなる - 仮説探索型の分析:目的→分析→仮説→施作
→説明変数が不明な場合、分析を通した説明変数の発見が必要となる
→ただし、「予測」が目的の場合、深層機械学習(DeepLearning)を用いることで説明因子が不明なまま(非-回帰分析的な)精緻な予測モデルを生成することが可能である。
関連するTableau製品
- Tableau Server:データソース・ダッシュボードの社内共有
- Tableau Cloud:フルマネージド版Tableau Server + クラウド版Tableau Desktop
- Tableau Public:Vizのオンライン公開
- Tableau Reader:VizのPC閲覧
- Tableau Mobile:Vizのモバイル閲覧
- Tableau Prep Builder:データ加工