「商談」オブジェクトをカスタムオブジェクトで再現する

By | September 4, 2020

概要

SalesCloudライセンス高い(´•ω•̥`)ピィィ…

Platoformライセンスで標準オブジェクト再現⁺ ପ( * ु°͈ᗜ °͈)ु⁺.

みたいな流れでよく出てくる機能要件☘

今回は①IsClosed項目の再現②CloseDate項目の再現、を取り上げたいと思います。

IsClosed項目の再現

フェーズが更新されるたびに「IsClosed」フラグに関する判定と処理を行うのはスマートではないので、数式で実現します。

次のフェーズ値を有した商談を例にとると、下記数式を作成します。

  • 成約:受注・失注・保留
  • 未成約:取引先開始・面談・決裁者の意思確認・見積提出
データ型数式
戻り値のデータ型選択肢リスト(=Boolean型)
表示ラベル成約フラグ
API名IsClosed
数式TEXT(StageName__c) = ‘成立’ || TEXT(StageName__c) = ‘失注’|| TEXT(StageName__c) = ‘保留’

「完了予定日(CloseDate)」項目の再現

前提として、Salesforce標準の「完了予定日(CloseDate)」項目は、成約フェーズに移行したタイミングで当該の値がTODAY()を上回っているか判定し、もし上回っていた場合は、当該の値をTODAY()で上書きする仕様になっています。

つまり、フェーズの更新さえしっかりとなされていれば、自然と受注日(成約日)が記録されていく仕様となっています。

この機能を再現してあげないと、受注日をベースとした営業管理のKPIが一切算出できなくなってしまうので、なかなか重要です。

というわけで、実装方法。

↓のプロセスビルダーを作成すればOK