フローオーケストレーターの概要とユースケース

フローオーケストレーターとは? 「フローオーケストレーター」とは、フローを組み合わせて、複数ユーザ・複数ステップをまたがる複雑なビジネスプロセスを自動化する機能である。 これまでの「フローとサブフローの組み合わせ」と明確に異なるのは、「対話型ステップを通してユーザに作業項目を割り当てられる点」と「ステップ(≒フロー)の実行条件を柔軟にコントロールできる点」にある。 ■対話型ステップ(Interactive Step)↓ ユースケースについて… Read More »

Web-to-Leadフォームとフォームハンドラーの統合について

前書き 既存のWeb-to-Leadフォームを(フォームを作り直すことなく)Pardotと連携したい場合、「Web-to-Leadフォームとフォームハンドラーの統合」を行う。 「Web-to-Leadフォームとフォームハンドラーの統合」は端的に言うと、「Web-to-Leadの送信先エンドポイントをフォームハンドラーに書き換えた上で、フォームハンドラー経由でPardotとWeb-to-Leadの双方にデータを送信する設定」のことである。 ■通常のWeb-to-リード ■Web-to-リードフォームとフォームハンドラーの統合 設定方法… Read More »

Pardotにおけるプロスペクトとリードor取引先責任者の同期の仕組み

前書き:人物情報の一意性 ・Pardotにおいてプロスペクトの一意性は「メールアドレス」によって担保される(※「1 つのメールアドレスに対して複数のプロスペクトを有効化(いわゆるAMPSEA)」がOFFという前提) ・Salesforceにおいてリードor取引先責任者の一意性は「レコードID」によって担保される →従って、プロスペクトとリードor取引先責任者の関係は1:nとなり得る 「同期ロジック」の問題… Read More »

変更データキャプチャとプラットフォームイベントの概要

前書き 「変更データキャプチャ」と「プラットフォームイベント」はそれぞれイベント駆動型のインテグレーションを実現するためにSalesforceが提供しているOOTB機能である。 「イベント駆動型のインテグレーション」とは、ソースアプリケーション(event producer)がpublishしたイベントをターゲットアプリケーション(event consumer)がsubscribeする形式(=pub/sub形式)のデータインテグレーションを意味する。 イベント駆動型のインテグレーションは、REST… Read More »

Apex Triggerを利用したValidationの例

想定ユースケース レコードの任意の項目のUpdate時にValidateをかけ、問題があればエラーメッセージを表示した上でUpdate処理をロールバックしたい。 解決策 Apex Trigger内でValidateを行い、問題があればaddError()メソッドを利用してレコードページ上にエラーメッセージを表示する。 なお、以下の仕様により、トリガフローでは対応できない… Read More »