Aivenを軽く調べてみた

By | June 5, 2022

会社概要

会社名(サービス名):Aiven
会社概要:2015年にヘルシンキにて創業。2021年3月、シリーズCで1億ドルを調達。
URL:https://aiven.io/

Aivenとは何か

オープンソースのデータ技術を主要なクラウドサービス上でマネージドサービスとして提供するサービス。

【例】

  • PostgreSQL on AWS
  • Apeche Kafka on GCP
  • M3 Aggregator on Azure

まずは実際に見てみる

Apache KafkaをAWSの東京リージョンに構築する場合、3クリックで構築が終了。

対応サービス(2022年6月現在)

  • Apache Kafka
  • PostgreSQL
  • MySQL
  • Elasticsearch
  • OpenSearch
  • Apache Cassandra
  • Redis
  • InfluxDB
  • Grafana
  • M3DB
  • M3 Aggregator
  • Apache Flink
  • ClickHouse

対応ホスト(2022年6月現在)

  • AWS
  • GCP
  • Azure
  • DigitalOcean
  • UpCloud

既存のIaaS(AWSなど)で構築する場合と比べて何がよいのか?

  • マネージドサービスである
    • 構築が容易(数クリック)
    • 保守管理不要
    • モニタリングの設定不要
    • スケールアップ/ダウンが容易
    • 自動バックアップ
  • UIが超シンプル(学習コストが低い)
  • ホスト元のクラウドを選べる(※月額50万ドル以上のユーザはプライベートクラウドでホストできるらしい)

既存のIaaS(AWSなど)で構築する場合と比べて何が悪いのか?

相対的にコスト高(※利用したデータ量ではなく、選択したサービスプランに基づいて請求金額が決定する点にも注意)

参考リンク

「Aiven vs. Direct AWS Data Hosting: Which is Better?」