Regardie

Salesforce & AWS Enthusiast.

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SalesforceおよびPardotにおけるメール送信の承認プロセスについて

前書き いわゆるEメールガバナンス(Email Governance)の観点から、メール送信に承認プロセスを組み込みたい(つまり、メール送信アクションを実行するとマネージャに確認が飛び、そのマネージャの承認によって初めてメールが送信されるようにしたい)という要件が出ることがあるかと思います。 しかしながら、Marketing Cloudと違いSalesforceやPardotでは「メール送信の承認プロセス」は標準機能として提供されていません。 それではどのようにして「メール送信の承認プロセス」の要件に対応すればよいのか、についてこの記事では考えてみたいと思います。… Read More »

Experience Cloudにおけるドメイン設定について

カスタムドメインとは何か Experience Cloudサイトで設定可能なドメインには以下の二種類があります。 ①force.comドメイン:Salesforce標準のドメイン。「https://ehrenfest.force.com/customer」~のように必ず「force.com」がURLに入る。 ②カスタムドメイン:任意に設定可能なドメイン。自社で事前に「ドメインの取得」と「SSL証明書の取得」を行っておく必要がある。 カスタムドメインを利用するか否かに関わらず、force.comドメインの設定は必須です。… Read More »

Salesforceからのリストメール送信

前書き 意外と利用頻度の少ないSalesforceからのリストメール送信の仕様についてまとめてみたいと思います。 主な仕様 リード・取引先責任者・個人取引先・キャンペーンメンバーに対してリストメールを送ることができる。 Classicメールテンプレート・Lightningテンプレート・クイックテキスト・差し込み項目など基本全部使える(※例外的に「キャンペーン」の差し込み項目だけ使用できない) 送信制限としては、(通常のSFからの外部メール送信と同様に)「組織の… Read More »

「顧客インサイト」の仕様【Experience Cloud】

前書き 少し前(少なくともWinter`21)までは「Community 360」という名称だった「顧客インサイト」の仕様について簡単にまとめてみたいと思います。 そもそも「顧客インサイト」とは何か? 有効化すると、コミュニティユーザ(≒取引先責任者)単位でExperienceサイト上でのレコードのView・投稿・Voteを追跡できるようになります。 また「顧客インサイト」コンポーネントを利用し、取引先責任者やケースのレコード上にそれらの情報を表示することが可能です。… Read More »

Pardotカスタムオブジェクトのユースケース

前書き とにかく情報の少ないPardotカスタムオブジェクトの概要と使い方(ユースケース)を自分なりにまとめてみましたノ そもそもPardotカスタムオブジェクトとは何か? Pardotカスタムオブジェクトを利用すると、リード・取引先責任者・取引先の子オブジェクトの情報をPardot側へ同期することが可能です。 これにより、「特定商品を購入した顧客にメールを自動送信する」・「契約終了まで30日以内の顧客に契約更新の案内メールを自動送信する」など、Salesforce側のオブジェクトの情報に基づいたアクションをPardot側で設定可能となります。 注意事項… Read More »

Pardotのレポートを作成する方法(Pardotのデータの可視化)について

概略 Salesforceと異なり、Pardot上でオリジナルのレポートを作成することはできない。 しかしながら、Pardotの情報は大きく以下の5つの方法で可視化することが可能である。 ※メール送信の履歴やEngagement Studioの履歴など、情報をad-hocに確認する方法については今回の記事の内容から除外している。 Name… Read More »