データローダ入門(DELETE編)

By | April 28, 2020

概要

データローダの基本の使い方を解説していきます。

今回はDELETEの方法。

取引先データの一括削除を例として取り上げたいと思います。

前提

データローダがインストール済みである(インストール方法はこちら

手順1(削除対象のレコードの取得)

データローダからレコードを削除する場合、まず削除対象のレコードのSalesforceIDを取得する必要があります。

従ってまずは、削除したい取引先レコードを一括取得します(これにはバックアップの意味もあります。)

①Exportをクリック

②ログイン情報を入力してログイン

③「エクスポート対象のオブジェクト」と「エクスポート先CSV」をそれぞれ選択

※一覧に現れなければ「Show all Salesforce objects」にチェックを入れます。

④「エクスポートしたい項目」を選択。フィルタしたい場合は「Create the where clauses to your query below」を利用してSOQLにWHERE句を追加します。

⑤「Finish」をクリック。

⑥これにより削除したい取引先レコードを一括取得できました。

手順2(CSVの整形)

「業種(industry)」項目が”情報通信”のレコードを一括削除したい場合、CSVファイル上で業種=情報通信の行だけが残るようフィルタリングを行います。

削除対象にしないレコードについては、行そのものを削除します。

↓の例では、2行目~4行目の行が削除対象となるレコードとなります。

手順3(データローダを用いたレコードの削除)

上で準備したCSVを用いて、取引先レコードにDELETE処理をかけます。

①Deleteをクリック

②「DELETE対象のオブジェクト」と「更新に利用するCSV」をそれぞれ選択し、「Next」をクリック

※一覧に現れなければ「Show all Salesforce objects」にチェックを入れます。

③「Create or Edit a Map」をクリック

④「Auto-Match Fields to Colums」をクリック

⑦Nextを押し、ログ出力先フォルダを指定したら「Finish」で実行

⑧成功すると、実行結果が表示され、「View Successes」や「View Errors」からより詳細なログを確認できます。

これにて削除終了です(・ω・)b