Regardie

Salesforce & AWS Enthusiast.

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複数選択リストの分析方法

※下記の手法はTekuru代表の武田さんにご教授いただいたものです。 概要 「複数選択リストにすると分析が困難になるため選択リストにした方が望ましい」とはいうものの、どうしても複数選択リストを用いてデータを集計してそれを分析したい場合もあるかと思います。 本記事では「複数選択リスト」をレポート・ダッシュボードで分析可能なかたちで実装する方法についてご紹介致します。 以下では、新しいMA製品を開発・販売している企業が商談に「検討中の競合製品」項目を複数選択リストとして設けたいというユースケースを手掛かりとして解説していきます。 実装編… Read More »

ケースに関する顧客とのやりとりの実装【Community Cloud】

実装区分 ケース上での顧客のやり取りに関しては、大別して以下の三つの実装方針がある。 ①メールtoCase②Chatter③ケースコメント 結論 Pros/Consの比較から明らかな通りChatterが推奨実装手段。 ケースコメントはSF内部で既に廃止が確定しているという情報があり、実際に(以下で紹介する)致命的な不具合が3年以上前から修正されず放置されている。… Read More »

活動・Chatter・Fileのデータ移行について

活動のデータ移行について Activity(EventおよびTask)はWhoIdおよびWhatIdによってレポートと紐づいている。従って、WhoIdやWhatIdをUpdateすれば、別のレコードへの紐づけが可能。 なお、任意のカスタムオブジェクトはObjectManager>Detailsの「Allow Activities」チェックボックスをTRUEにすることで、ActivityのWhatIdの参照先となることが可能。 ※アーカイブ済みの活動についても移行する必要があるため、データローダでのデータ出力時はExportではなくExport Allを利用すること。… Read More »

ダッシュボード内のグラフ押しても何も表示されない問題

問題の概要 ①ダッシュボード内のグラフをクリックして ②↓のように表示されるはずが、1件もHITしない! という問題 原因と解決策 原因はダッシュボード実行時のクエリ結果とReport画面遷移後のクエリ結果とのズレです。 つまり、ダッシュボード実行時は当該条件でHITするレコードがあったが、今現在は同一条件でクエリをかけてもHITするレコードがないという場合に、上述の「なぜか遷移先画面で何も表示されない」問題が発生します。… Read More »

Dashboardにフィルタ機能を追加する

概要 意外と知られていない機能なのですが、ダッシュボード上部に任意のフィルタを設置することで、ダッシュボード内の値をViewerが後から動的に「重要顧客ごと・営業ごと・地域ごと」などの条件でフィルタリングすることが可能です。 ぶっちゃけ、この機能があればEinsteinAnalytics不要なのですが、機能の存在自体があまり知られていないため、「レポートやダッシュボードのフィルタ条件を閲覧者が後から動的に変えるなら①EinsteinAnalyticsをご導入されるか②RecordHunterを使うか③Visualforceなどで開発するかになるますね…」といった提案がAEからもSIerからもなされがち。 やり方 ①ダッシュボード編集画面で右上の「+Filter」をクリック ②フィルタをかけたい項目を選択… Read More »

(Classicにおける?)「リストビュー」のタイムアウトエラーの原因と対処法

概要 リストビューが大量データを取得するクエリになっている場合、タイムアウトエラーが発生し、レコードが読み込まれません。 当該エラーが発生すると、タブアクセス時にまず最後に見たリストビューが表示されるという仕様から、他のリストビューに切り替えられず詰んでしまうことがあります。 問題が発生したら 下記手順で詰みから抜け出せます。 ①別ユーザやシステム管理者で下記のいずれかを行う。… Read More »