Category Archives: Core

「RecordHunter(レコードハンター)」の実装方法(応用編)

概要 ・本記事では、レコードハンターからフローを呼び出す方法について解説します。・レコードハンターの概要および基本設定については『「RecordHunter(レコードハンター)」の実装方法(基礎編)』をご参照ください。 本記事で作成するフロー Record Hunterの鉄板ユースケースの一つは、人材紹介業における求人と求職者のマッチング作成です。 本記事では、下記動画のように「求人のレコードページに配置したRecord… Read More »

承認申請によってロックがかかったはずのレコードを編集できてしまう問題(承認者ではないにもかかわらず承認できてしまう問題)について

結論 ユーザが下記のいずれかに該当している場合、①承認プロセスによってロックされたレコードの編集②承認申請中のレコードの承認、の双方が可能となってしまいます。 システム管理者 当該オブジェクトに対する「全て変更」システム権限を有している 「すべてのデータの編集」権限を有している 対策… Read More »

商談所有者の一括移行

概要 リードやカスタムオブジェクトと異なり、「取引先」や「商談」についてはリストビューから一括で「所有者の変更」を行うことができません。 本問題の回避策について紹介していきたいと思います。 回避策1:一個一個手動 効率化を諦めるパターン(´・ω・`)ノ レコードページから「所有者」項目を編集する… Read More »

Salesforceにおける販売管理の実装

はじめに 色々やってきて思うことを雑多に書いていきます。 一応、SaaSを想定。 SFで組む場合のオブジェクト構成 見積を脇に置いて、契約・売上・請求という所で話をすると、一般に売上や請求のデータ生成は契約情報を起点としてなされます。 従って、オブジェクト構成を考えた場合、契約・売上・請求の各情報を管理するための理論上の最小構成は「契約」+「売上&請求」です。… Read More »

活動のアーカイブについて

概要 Salesforceの「活動(Activity)」すなわち「Todo(Task)」および「行動(Event)」はデフォルトの設定だと終了後365日過ぎると自動でアーカイブされます。 アーカイブされた活動はDBへのクエリ時の検索対象外となり、レポートなどから確認することができなくなってしまいます。 この制限を回避するためには、①Salesforceサポートにケースを起票してアーカイブ期限を延長する②過去の活動データを保管するカスタムオブジェクトを用意してそこにデータを逃がす、などの措置が必要となります。 アーカイブの仕様 デフォルトの場合、下記の活動が自動でアーカイブされます。… Read More »

「活動履歴(Activity History)」とは何か?

概要 Salesforce Classicにおける各オブジャクトおよびSalesforce Lightningにおけるケース・納入商品オブジェクトの関連リストには「活動予定(OpenActivities)」および「活動履歴(ActivityHistory)」を追加可能です。 ■「Todo(Task)」の挙動 未完了のToDo:活動予定に入る… Read More »

SalesforceオブジェクトPrefix一覧

18桁のSalesforceレコードIDの冒頭三桁はオブジェクトを一意に特定するものとなっており、その値は標準オブジェクトの場合、組織に関わらず一定です。 従って、以下の表を利用することでレコードIDのPrefixから標準オブジェクトを同定することが可能です。 典型的なユースケースとしては、いわゆる「Polymorphic Relationship Field(TaskやEventのWhatIdやWhoIdのように、様々なオブジェクトを参照先として指定できる項目)」の参照先オブジェクトの特定が挙げられます。 リード… Read More »

リッチテキストエリア・ロングテキストエリアを数式で参照する方法

概要 数式のデータ型を「テキスト」に設定し、リッチテキストエリアやロングテキストを参照しようとしてもエラーが出て参照できないという問題の解決法 結論 下記の手順で設定すれば問題ありません。 親オブジェクトの数式で参照したい項目と同様の項目を子オブジェクトに作成した上で、項目レベルセキュリティまたはページレイアウトで「参照」のみに設定 プロセスビルダー「子レコードの親レコードへの参照生成時に親レコードの当該項目の値取得(参照がある状態でレコードが作成された場合+参照先が更新された場合)」を組む… Read More »